2022年6月6日から2022年6月10日にかけてWorldwide Developers Conference(WWDC)が開催されました。
今回は、WWDCで発表された情報からWorkspace ONEに関わってきそうな情報を備忘録としてまとめようと思います。
iOS 16
まずは、iOSのアップデート情報です。
2022年秋にiOS 16がリリースされます。iOS 16の対応はiPhone 8以降とのことです。
ロック画面
iOS 16の一番目玉のアップデートではないでしょうか。ロック画面を自由にカスタマイズできるようになるみたいです。カラーフィルタや背景、時刻のフォントを変更できるようです。更にウィジェットを追加することもできるようです。時刻や気温、アクティビティなどがウィジェットとして追加されるようです。
参照
https://www.apple.com/jp/ios/ios-16-preview/
新しく、制限プロファイル等でロック画面の制限などが出そうですね。
また、複数のロック画面を作成したり、することもできるようです。天候によって雨や雷のアニメーションを表示させるアニメーションなどもロック画面にできるようです。ライブアクティビティと呼ばれる機能もあるようで、デバイスのロックを解除せずに、スポーツの試合中継の結果やUberETASなどの配送状況もわかるみたいです。
ロック画面によって通知の制限などもできるようになるでしょうか。
集中モード
ロック画面が複数作成できるようになるので、ロック画面毎に集中モードを分けることができるみたいです。業務時間はWorkのロック画面にすることで、MTGのお知らせやTo-Doリストしか表示させないといったことも可能です。Workロック画面では、業務何対応するアプリケーションだけ表示させることもできるので、BYODといった選択肢の需要も増えそうですね。集中モードフィルタを使うとSafariも業務に必要なページだけ表示するといったこともできるみたい。
参照
https://www.apple.com/jp/ios/ios-16-preview/
Android Enterpriseの加入モードのような形になるのかと思われます。
Anroidのように、Workのロック画面だけアプリケーション制御ができるみたいな機能が出てくれると嬉しい。
メッセージ
メッセージの機能としては3つ新しく機能が増えます。
1つ目は、送信したばかりのメッセージを編集できる機能
2つ目は、送信したメッセージを削除する機能
3つ目は、スレッドを未読にできる機能
また、メッセージでSharePlayも利用できるようになります。
正直ここに関しては、Workspace ONEで何か変わるか思いつかない....
その他機能
音声入力
句読点や絵文字を声だけで入力できたり、音声入力とキーボードを同時に使用できます。
テキスト認識表示
アプリケーションやビデオからテキストをコピーや翻訳などが出来るようになります。
画像
画像から背景だけを抜き出して、スクリーンショットやメッセージで送ることが可能になります。
Apple Pay
ウォレットアプリ内でレシートの確認や追跡機能、キーの共有などが可能になります。また、Apple Pay後払いも対応します。身分証明なんかもできるそうです。
マップ
経路上に複数の経由値を追加したり、マップを表示しながら交通系ICに関係する操作が出来るようになります。
ファミリー共有
最大5人までサブスク共有などが可能になる機能やペアレンタルコントロールが強化できる。
まとめ
以上が簡単に、WWDC22のiOS 16まとめでした。
ロック画面や集中モードの強化によってより、BYODという選択肢が増えるのではないかなと思います。Wokrspace ONE のプロファイルもiOS 16によってプロファイル追加してくれると、Workspace ONEの訴求ポイントとしても押せるようになるので、アップデートを期待したいです。
また、Workspace ONEにおいてiOS 16に関するアップデート情報が出たらまとめようかなと思います。
