今回は、Horizonの仮想デスクトップにUAGからアクセスをする際に、HTML Accessで利用する手順を紹介します。
仮想デスクトップへUAGからアクセスを行う際に、Horizon Client経由でアクセスをする場合は特別な設定をする必要がないが、HTML Accessにて接続を行う場合は、ゲートウェイの構成フォルダを編集する必要があります。
まず、Connection Server上で[locked.properties]構成ファイルを作成します。[locked.properties]構成ファイルは[Cドライブ]→[Program Files]→[VMware]→[VMware View]→[Server]→[sslgateway]→[conf]に作成を行います。
[conf]フォルダ上で[locked/properties]という名前のテキストファイルを作成し、開きます。
以下のテキストを入力します。
"portarHost=(ゲートウェイのホスト名)"
複数のUAGを追加する場合は、以下のように記載します。
"portarHost.1=(ゲートウェイのホスト名)
portarHost.2=(ゲートウェイのホスト名)
"
テキストファイル上で[ファイル]→[名前を付けて保存]をクリックします。
ファイル名に"locked.properties"と入力し保存をクリックします。この際、テキストファイルとして保存しないように注意してください。
その後スタートメニューから[サービス]を開きます。
Connection Serverを再起動することで、HTML Accessにて仮想デスクトップを利用できるようになります。
HTML Accessができるようになればあまり推奨をされないかもしれませんが、ホテルやネカフェなどのPCからでも業務ができるようになります。
社内のセキュリティ要件に基づいて、こちらの設定は検討してください。