この記事はWorkspace ONEを1から学び直すシリーズの第1回です。
第1回はWorkspace ONEの製品をまとめていきます。
Workspace ONEには主なコンポーネントとして下記の3つがあります。その他、エディションによってはVMware Horizonなどがサポートされるエディションもありますが、今回は省略します。
- Workspace ONE UEM
- Workspace ONE Access
- Workspace ONE Intelligence
Workspace ONE UEM
Workspace ONE UEMは、PCやモバイルデバイスといった様々なデバイスの管理をする製品です。対応OSとしてもWindowsやmacOS、iOS、iPadOS、Android、Chrome OS、Linuxなどに対応しています。
Workpace ONE UEMには大きく分けて4つの機能があります。
- デバイス管理(MDM)
デバイスの情報取得やプロファイルの配布、リモートコントロール等 - アプリ管理(MAM)
アプリケーションの配布や社内アプリ等に安全に接続させるためのVPNの機能 - Eメール管理(MEM)
Eメールサービスに対してのセキュリティ機能やアクセスコントロール - コンテンツ管理(MCM)
コンテンツの配布やバージョンの管理、セキュリティ機能
これらの機能を複数のデバイスに対して統合的に管理できます。各機能の詳細はまた別ブログで紹介します。
Workspace ONE Access
Workspace ONE Accessは、IDaaS製品です。様々なアプリケーションのID管理や認証方式のサポート、アプリケーションに対しての条件付きアクセス等を提供しております。
様々な認証方式などについてはまた別のブログで紹介します。
Workspace ONE Intelligence
Workspace ONE Intelligenceは、Workspace ONE UEMやAccessが収集している情報を集約して、分析をしたり、自動化アクションを実行させたりすることが可能です。また、VMwareの製品であるCarbon Blackやその他セキュリティソリューションと連携したセキュリティ情報も集約して分析することも可能です。
まとめ
今回はここまで。Workspace ONEの製品について簡単にまとめました。
次回は、Workspace ONE UEMのコンポーネントについて紹介します。