Ishii_IT_Garden’s blog

VMware EUC(HorizonやWorkspace ONE)で気になったことを検証して記載しています。

VMware SD-WAN キャッチアップ Part-1 SD-WAN Edgeのアクティベーション

今期から業務でVMware SD-WANにも関わるようになってきたので備忘録もかねてキャッチアップした内容をまとめて行こうかと思います。第1回はVMware SD-WAN Edgeのアクティベーションについてまとめて行こうかと思います。

 

VMware SD-WAN Edgeのアクティベーション

VMware SD-WAN Edgeのアクティベーションでは工場出荷状態のVMware SD-WAN Edgeを、そのまま拠点やデータセンターなどに配送し、展開することが可能です。

1番の特徴(メリット)としてはネットワーの専門知識を有する型を機器を導入する拠店等に手配しなくとも、SD-WAN Edgeのケーブルを結線して最低限の処理を実行するだけでサービスインできることです。

 

アクティベーションの方式

VMware SD-WAN Edgeの展開方式には2つの方式があります。

  • Edgeの自動アクティベーション(旧ゼロタッチプロビジョニング)
    SD-WAN Edgeに電源をいれてケーブルを結線するだけでアクティベーションがされます。VMware SD-WAN V5.1.0以前ではゼロタッチプロビジョニングという名称で呼ばれていました。
    こちらは、SD-WAN注文時にサブスクリプションID(SID)が必要な方式になります。
  • Eメール
    SD-WAN Edgeに電源を入れてケーブルを結線するまでは「Edgeの自動アクティベーション」と変わらずです。その後、事前に現地担当者に送信したメールに添付されたURLを持つPCやスマートフォンVMware SD-WAN Edgeと接続してURLをクリックするだけで設定が流し込まれアクティベーションすることが可能です。

 

アクティベーション前の設定

現地でアクティベーションを実行する前には、VMware SD-WANの様々な設定を行うOrchestratorから新しいEdgeを作成する必要があります。Edgeの名前やEdgeのモデル、アクティベーションする際に必要な現地作業者のメールアドレス等を設定します。

 

まとめ

今回はここまで。アクティベーションについて簡単にまとめました。次回は実際にOrchestratorからEdgeの設定をしてみようと思います。